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並び替えゲームで数の大小を考えよう! [雑誌]

私が編集に関わっている学事出版雑誌『授業づくりネットワーク』「あすの授業」コーナーの原稿を、私なりの視点で検討していきます。
※参考:佐内信之「新しい授業レポートの誕生 『あすの授業』を中心に」『授業づくりネットワーク』2007年3月号

『授業づくりネットワーク』2010年2月号
算数(小1)/藤原なつ美 並び替えゲームで数の大小を考えよう!

「並び替えゲーム」のルールが、次のように枠囲みされています。

1.グループ対抗で行う。
2.一人一枚カードを引く。
3.小さい順に並びかえる。
4.並び替えができたら、カードを正しい場所に貼る。
5.並び替えをしている間はしゃべらない。

ルールを一つずつ確認してみましょう。

ルール1・2については、次のように描かれています。

 いよいよゲーム開始。グループごとに前に出てきて一人ずつカードを引く。わくわくしながらカードを引く子ども達。

この部分から、グループ「同時」ではなく、「代表」が入れ替わりながら進行するゲームであることが分かります。つまり、代表グループがゲームをしている間、他の子たちは見ているわけです。この設定は重要です。

ルール3・5については、次のように描かれています。

「よーい!スタート!
 の合図で並び替えをする。他の友達がどんなカードを持っているかを見ながら並び替えをしていく。しゃべってはいけないルールにしているので、身振り・手振りで伝える子もいる。

「しゃべってはいけないルール」は最も重要です。このルールがあるからこそ、子どもたちは「他の友達がどんなカードを持っているかを見ながら並び替えをしていく」のです。ですから、ルール5として最後に付け加えるよりも、最初に「しゃべってはいけない」点を強調すべきだと思われます。

ルール4については、次のように描かれています。

「できた!」
 並び替えが終わると、自分の持っているカードの数字を大きな声でいう。
「35!46!57!87!」
 といった具合である。全員合っていたら拍手をする。
 もっとも、無事並び替えができたら終わりではない。ポイントはその後である。自分のカードに書かれている数字は、あなあきの数表のどこになるかを考えてカードを貼り、数表を完成させていく。

カードを貼るときには「ヒントをあげたり、周りの子に教えてもらったり」してもOKのようです。つまり、「しゃべってはいけないルール」は解除されているようです。

では、どこでルールが解除されるのでしょうか。おそらく、並び替えができて「自分の持っているカードの数字を大きな声でいう」場面だと思われます。けれども、この場面については、藤原さんのルールに入っていません。「しゃべってはいけない」場面と「しゃべってもよい」場面の違いは、ぜひルール上で明らかにしたいところです。

以上を踏まえて、次のようにルールに書き替えてみました。システムを明示するときの参考にしていただければと思います。

1.代表グループ(4〜6人)が前に出る。
2.一人1枚カードを引いて全員に見せる。
3.しゃべらないで小さい順に並び替える。
4.自分のカードの数字を大きな声で言う。
5.カードを数表の正しい場所に貼る。
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