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四角をつくってかぞえよう!! [雑誌]

私が編集に関わっている学事出版の雑誌『授業づくりネットワーク』「あすの授業」コーナーの原稿を、私なりの視点で検討していきます。
※参考:佐内信之「新しい授業レポートの誕生 『あすの授業』を中心に」『授業づくりネットワーク』2007年3月号

『授業づくりネットワーク』2011年3月号
数学(中学校・特別支援)/平山雅一 四角をつくってかぞえよう!!

「授業のへそ」を引用します

 特別支援学級における数学の授業である。生徒の実態として、かけ算九九を覚えていても、日常生活への活用ができない場面が多く見受けられる。
 そこで、具体物を見てかけ算を活用するという経験を繰り返すことで、日常生活で活用できることを目的とした実践を行った。

「具体物」がポイントのようです。そこで、<準備するもの>を見てみましょう。

・おはじき(81個)
・将棋盤(もしくは、1辺が2、3センチメートル程度の9×9マスをプリントしたもの)

この二つを、どのように活用しているのでしょうか。平山さんは冒頭で次の発問を枠囲みしています。

 いまから出すおはじきを数えてみよう!

導入で教師が示した学習課題において、「おはじき」という具体物を使っているわけです。

それでは、「将棋盤」はどこに出てくるのでしょうか。次の場面は、すぐに数えられないくらいたくさんのおはじきを教師が出したところです。

『次はふたりで協力してね』といいながら一握り出す。
「え〜!」
 多さに困惑する。
『ヒントだよ』といい、将棋盤を出す。
「(四角を)つくろう!」
「うん」

このうち、『ヒントだよ』と声をかけている部分がポイントのようです。この指示・発問を枠囲みすると、指導の骨格が明確になったと思われます。

しかし、将棋盤を使っても、「四角をつくりたいのだが、ちょっとだけ足りない」というケースが出てきます。そのため、平山さんは次の枠囲みで発問を示しています。

 「ドン・キホーテの魔法」を使おう!

「ドン・キホーテの魔法」とは、「会計時にぴったり出せるよう、1円をレジにおいているというサービス」に倣って、「5個以内でおはじき追加」というルールです。「ドン・キホーテ」が身近な子どもにとっては、分かりやすいルールでしょう。

うまく活動の手順を整理できれば、小学2年でも、かけ算九九の面白い授業になりそうです。
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